契約書チェックや契約書作成は弁護士に依頼するべき?費用の相場は?

企業であっても個人事業主であっても、事業を開始すると、契約書を締結する場面に数多く遭遇することと思います。

そのような契約書の締結に関連して、契約書チェックや契約書作成を弁護士や司法書士、行政書士等の専門家に依頼する必要はあるのでしょうか。

本記事では、日々契約書のチェックや契約書作成を行っている執筆者が、弁護士としての視点から、契約書のチェックや契約書作成を弁護士に依頼することの必要性や、その費用相場について、本音を記載しようと思います。

契約書作成や契約書チェックの必要性・メリット

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そもそも契約書の作成や契約書チェックは本当に必要でしょうか。

契約書作成や契約書チェックには、次のメリットがあります。

  • 「言った言わない」の争いの防止
  • 損害賠償責任負担のリスク軽減等
  • 知的財産権等の権利の保全

契約書を作成しておらず、または、契約書を十分にチェックしていないと、将来的に当事者間で合意内容をめぐって揉めた際に、収拾がつかない事態に陥りかねません。

また、予想外の損害賠償責任を負担することになり、事業を継続できなくなってしまうリスクもあります。

さらには、自分が保有していた知的財産権が知らぬ間に契約相手に移転してしまい、自分が創作した著作物であるにもかかわらず、自分が利用できないと言った事態に陥るリスクもあります。

弁護士に依頼して適切な契約書を作成し、また、契約書を十分にチェックすることには、このようなリスクを回避・軽減できるというメリットがあります。

※ なお、損害賠償責任負担のリスクについては「契約書の損害賠償条項のサンプルは?上限額を設定するには?」、知的財産権移転のリスクについては「契約書の知的財産をめぐる条項のサンプルは?」もご参照ください。

契約書作成とテンプレート利用の危険性

特に契約書作成に際しては、様々なWebサイト上で、いわゆる「雛形」が無料でダウンロードできることから、そのような雛形を利用してしまうことも多いと思います。

しかし、このような無料の雛形の中には、残念ながら質の悪いものも少なくありません。

また、良質の雛形もあるものの、多くの雛形には「取扱説明書」のような説明がついておらず、実際に締結しようとしている契約に整合的なものか否かを判断するのは困難です。

本サイトで公開している雛形については、可能な限り、雛形の説明を記載した上で、実際に締結される契約に合わせたアレンジができるようにアレンジ方法も解説しています。しかし、本サイトで記載しているアレンジ方法だけで、すべてのケースを網羅することは残念ながら難しいと考えています。

したがって、特に将来の事業活動への影響が大きい契約書については、様々なWebサイト上で公開されている雛形を利用するのではなく、弁護士に契約書作成を依頼する方が良いと考えます。

契約書チェックや契約書作成の費用の相場

上記のような契約書チェックや契約書作成のメリットと併せて確認すべきは、契約書チェックや契約書作成を弁護士に依頼した場合の費用相場です。

契約書チェックの費用相場

まず、契約書チェックの費用相場は、契約内容の複雑さにもよるものの、1ページあたり1万円から2万円程度が相場になります。

弁護士のタイムチャージが1時間あたり2万円程度であることから、大体1ページあたり30分から1時間で確認する計算になります。

下記サイトでは、無料で会員登録をすれば、契約を依頼する前に契約書のドラフトの相場が分かるので、是非ご参照ください。↓↓↓

契約書作成の費用相場

次に、契約書作成の費用相場ですが、これも契約内容の複雑さにもよるものの、5万円から20万円が相場になります。

シンプルな秘密保持契約書や覚書であれば、5万円程度になると思います。

他方、複雑な業務委託契約書や、業務提携契約書、販売代理店契約書といった契約書だと、20万円程度になると思います。

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小括

このように、弁護士に契約書のチェックや契約書作成を依頼する場合の費用は安くはないため、上記のようなメリットはあるものの、一定の契約については、自分でチェックし、または作成することもやむを得ないところはあると思います。

弁護士に契約書チェックや契約書作成を依頼するか否かの判断基準として、私は「将来の事業活動への影響が大きい契約書か否か」が適切と考えますが、こちらは次の記事をご参照いただけると幸いです。

費用相場と無料見積もり

法律事務所の中には、メールや電話で、契約書チェックや契約書作成の見積もりを無料で受け付けているところもあるので、「弁護士による契約作成や契約書チェックが高額になるのが不安」と考えている方は、そのような無料見積もりを利用するのが良いかもしれません。

最後に

本記事では、契約書チェックや契約書作成を弁護士に依頼するメリット費用相場について記載してきました。

契約書のチェックや作成の弁護士への依頼を検討する際の参考にしていただけますと幸いです。

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